ピラティスで体重が増えたと感じる女性

 監修|ピラティスインストラクターsatomi

「ピラティスを始めたのに体重が増える…」
「これって太ったってこと?」

ダイエット目的で始めた方にとって、体重計の数字が増えるのは不安になりますよね。

ですが安心してください。
ピラティスで体重が増えることは珍しいことではありません。

そして多くの場合、それは“悪い増え方”ではないのです。

体は変わるとき、一時的に数字が揺れます。
大切なのは「なぜ増えるのか」を知り、正しく受け止めること。

ここからは、ピラティスで体重が増える理由を詳しく解説していきます。

ピラティスで体重が増える3つの理由

3本の指を立てる女性

ピラティスは激しく汗をかく有酸素運動とは違い、体の深部を整えるエクササイズです。
そのため、体の“中身”が変わる過程で体重が一時的に増えることがあります。

代表的な3つの理由を見ていきましょう。

① 筋肉量が増えている

ピラティスはインナーマッスルを中心に鍛える運動です。
筋肉は脂肪より重いため、脂肪が減り筋肉がつけば体重は増えることがあります。

見た目は引き締まっているのに体重が増えるのは、体の質が変わっているサインかもしれません。

特に体幹が安定してくると、姿勢が整い、全体のラインが変わります。
数字よりもシルエットに注目してみてください。

② 姿勢が整い、体の使い方が変わる

猫背や反り腰の状態では、本来使うべき筋肉が十分に働いていません。

ピラティスで骨盤や背骨が整うと、今まで使えていなかった筋肉が働き始めます。
その結果、体の密度が上がり、体重に反映されることがあります。

これは“重くなった”というより、体が正しい位置に戻り始めた変化です。

③ 運動初期の水分保持

運動を始めると、筋肉の修復のため体は一時的に水分を保持します。
その影響で1〜2kg増えることもあります。

これは体が新しい刺激に適応している過程で、多くは数週間で落ち着きます。

ピラティスで体重が増えるのはいつまで?

体重計に乗って悩む女性

多くの場合、1〜3ヶ月以内の変化です。

特に始めて1〜2ヶ月は、体が筋肉を使うことに慣れていく期間。
この時期は数字が安定しにくいことがあります。

私自身も、始めた当初は体重が約1kg増えました。
正直、不安になりました。

でも鏡を見ると、お腹は薄くなり、姿勢が整い、ヒップラインも上がっていたのです。

体重は増えているのに、見た目は明らかに引き締まっている。
そこで初めて、数字だけで判断することをやめました。

3ヶ月ほど継続すると体脂肪が自然に落ち、結果的に以前より軽く動きやすい体になっていました。

体重が増えても問題ないケース

安心する女性

次のような変化があるなら、焦らなくて大丈夫です。

・見た目は引き締まっている
・体脂肪率は大きく増えていない
・姿勢が良くなった
・呼吸が深くなった
・疲れにくくなった

ピラティスは「体重を落とす」よりも「体を整える」運動。
整った結果として、あとから体脂肪が落ちていくケースも多いです。

体重が増え続ける場合に見直したいこと

考える女性

一方で、次のような場合は生活習慣もチェックしましょう。

・3ヶ月以上増え続けている
・体脂肪率も上がっている
・食事量が増えている
・睡眠不足やストレスが強い

ピラティスは土台を整えるもの。
食事・睡眠・ストレス管理とセットで考えることが大切です。

まとめ|体重よりも大切なこと

安心する女性

ピラティスで体重が増えるのは、

・筋肉量の増加
・姿勢改善
・一時的な水分保持

が主な理由です。

体重=太った、ではありません。

見るべきなのは、体のライン、呼吸の深さ、疲れにくさ。

数字に振り回されず、今の体の変化を丁寧に感じてみてください。

ピラティスは、体を本来の位置に戻していくプロセス。
焦らなくても、体はちゃんと応えてくれます。

ただ、急に体重が増えたり、徐々に右肩あがりに体重が増え続ける傾向にあるのであれば注意が必要です。

運動したいう安心感から食事の量が増えているかもしれません。

一度見直してみると良いかもしれませんね!