
「ピラティスインストラクターになって後悔しています」
検索すると、そんな言葉が出てくることがあります。
これから目指す人にとっては、不安になりますよね。
今日は、実際に現場に立ってきた私自身の体験も含めて、正直な気持ちを書いてみようと思います。
目次
ピラティスインストラクターになって“後悔”すると言われる理由

まずは、よくある理由から。
① 収入が安定しない
フリーランスの場合、
レッスン本数=収入。
体調不良やスタジオの都合でクラスが減ると、そのまま収入に直結します。
始めたばかりの頃は、「これでやっていけるのかな…」と不安になることもありました。
② 体力的にきつい
ピラティスは“整える”イメージがありますが、教える側は意外とハード。
・自分の身体も整えながら
・見本を見せながら
・お客様のフォームを確認しながら
レッスンが続く日は、正直ヘトヘトになります。
③ 人間関係に悩むこともある
お客様との関係はとても大切。
だからこそ、
「合っているかな?」
「ちゃんと伝わっているかな?」
と、必要以上に気にしてしまうこともありました。
私はもともと、人に迷惑をかけていないか不安になりやすいタイプ。
だからこそ、「ちゃんとできているのかな」と自分を責めてしまうこともありました。
私が一度、立ち止まったとき

実は、私自身も一度「このまま続けていけるのかな」と立ち止まった時期があります。
レッスンが思うように埋まらなかったこと。
自分の指導に自信が持てなくなったこと。
周りのインストラクターと比べて落ち込んだこと。
SNSを見るたびに、
「もっと集客できている人」
「キラキラして見える人」
と自分を比べてしまい、気づけば“整える仕事”をしているはずの私の心が、いちばん乱れていました。
そのとき気づいたのは、私は“上手な先生”になろうとしすぎていた、ということ。
本当は、完璧でなくていい。
うまく話せなくてもいい。
目の前の人の呼吸を感じて、その人に今必要な言葉を丁寧に届けること。
それだけでよかったのだと、ある日ふっと腑に落ちました。
ピラティスは、ポーズの正確さだけではなく、“在り方”が伝わる仕事。
そう思えたとき、肩の力がすっと抜けました。
それでも“後悔”とは言いきれない理由

では、私は後悔しているのか。
答えは——
いいえ、していません。
むしろ、あの時一歩を踏み出してよかったと思っています。
お客様の変化を間近で見られる
「身体が軽くなりました」
「気持ちまで前向きになれました」
その言葉をいただいたとき。
あぁ、この仕事をしていてよかったと、心から思います。
身体が整うと、心も整う。
それを何度も目の前で見てきました。
私自身が変わった
実は、いちばん変わったのは私自身かもしれません。
・自分の身体に耳を澄ませるようになった
・無理をしすぎない働き方を考えるようになった
・「できない自分」も許せるようになった
ピラティスは、お客様のためだけでなく、私自身の人生も整えてくれました。
後悔しないために大切なこと

もしこれから目指す人がいるなら、伝えたいことがあります。
✔ いきなり独立しない
✔ 収入の柱を複数持つ
✔ “完璧な先生”になろうとしない
そして何より、
自分がどう在りたいかを忘れないこと。
資格を取ることがゴールではなく、どんな想いで立つかが大切だと感じています。
まとめ
ピラティスインストラクターになって後悔する人がいるのも事実。
でもそれは、「理想」と「現実」のギャップに苦しくなるから。
現実を知ったうえで選べば、この仕事は、誰かの人生に深く関われる尊い仕事です。
私は今日も、目の前の人の呼吸に寄り添いながら、そっと整える時間を大切にしています。
後悔よりも、「やってよかった」
そう思える日々を重ねていきたいと思っています。



