「ピラティスをしたら眠くなります……」
「ピラティス後に眠くなるのは問題ないかしら?」
集中してレッスンを受けたあと、帰ってからウトウトすることがある方も多いのではないでしょうか?
またピラティス後に眠くなってしまうのは、正しい体の反応なのか気になりますよね。
結論から申し上げますと、ピラティスの後に眠くなってしまうことは悪い事ではありません!
では、眠くなる事で体にどのような反応が起きているのでしょうか?
今回は、ピラティスをした後なぜ眠くなってしまうのか、3つの理由を解説します。
気になることは少しでも早く解消しておくと、より真剣にピラティスに向き合えます。
ピラティス後に眠くなりがちな方、眠くなる理由が気になる方はぜひ最後までお読みくださいね。
ピラティスの後に眠くなる理由3つ
ピラティスの後に眠くなってしまう理由は、次の3つです。
・血行が促進されるため
・エネルギーの消費が起きるため
・腸が刺激されるため
順に解説していきます!
理由1:血行が促進されるため
ピラティスした後に眠くなってしまうのは、全身の血行が促進されるからです。
ピラティスのポーズはゆっくり目で、インストラクターからの掛け声も心地よいですが、全身をハードに動かすエクササイズです。
種目になかには少々ハードな動きも含まれており、動かした部位にしっかり効くエクササイズの為、体中に血液がめぐります。
血行が良くなると身体もポカポカと温かくなり、しばらくすると眠くなってしまうのです。
お風呂に入ったあと、体が温まり眠くなってしまうのと同じような状態と言えるでしょう。
理由2:エネルギー消費が起きるため
ピラティスを行うと、身体を動かし筋肉を使うため、体内のエネルギーが消費されます。
多くのエネルギーを消費すると、身体はエネルギー不足になってしまいます。
エネルギー不足になると脳は休息を求めるようになり、脳からのサインにより眠気を感じやすくなるのです。
疲労がかなり溜まった状態でピラティスを行うと、正しいフォームでポーズができない等、パフォーマンスの低下につながります。
ピラティスを行う前には、バナナやおにぎりや和菓子等、糖質をメインにエネルギー摂取をしたり十分に休息をとったりしてから体を動かしましょう。
※バナナは消化が早く15分ほどで消化しエネルギーになります。
おにぎりや和菓子は少し消化に時間がかかるので、ピラティスの60分前がおすすめです!
理由3:腸が刺激されるため
ピラティスでは深い呼吸をするため、横隔膜の上下により腸が刺激されます。
腸が刺激されると、日光を浴びることでも生成される「セロトニン」が分泌されます。
じつは、ピラティスを行う際に用いられる呼吸が、セロトニンの分泌を促してくれるのです。
このセロトニンは、睡眠を促すホルモンである「メラトニン」の材料となります。
睡眠は、精神的安定やダイエットをしている方にとってはとても重要です。
たとえば夜遅くにピラティスを受ければ、レッスン終了後にスムーズに眠ることもできますよ!
私自身、ピラティスの呼吸をトレーニング中に意識して取り入れてきました。
その結果、睡眠の質の向上や睡眠時間が長く続いたことで、以前よりも体脂肪の落ちが良くなりました!
ピラティス後に眠くなる理由 まとめ
今回は、ピラティス後に眠くなる理由を、以下の3つお伝えしました。
・血行が促進されるため
・エネルギーの消費が起きるため
・腸が刺激されるため
健康に過ごすためには、「運動・食事・睡眠」この3つがとても重要です。
適度に身体を動かし、食事もバランス良く摂り、しっかり寝る。
ピラティスは年齢問わず楽しめる運動です。
ゆったりと体を動かして、ぐっすり寝られるので、健康的な生活を続けるためにもおすすめですよ。
ピラティス後に眠くなったらしっかり仮眠を取り、疲労回復やパフォーマンスアップを狙っていきましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました!