「最近、ティラピスが流行ってるよね!」
「それってピラティスじゃなくて? どっちだっけ?」
ティラピスとピラティス、どちらが正しい言い方なのか迷う方も多いのではないでしょうか?
じつは「ティラピス」はピラティスの間違った言い方で、ティラピスという言葉は存在しません。
近年ピラティスはブームとなり、認知度も高くなっています。
体を動かす一環としてピラティスを始める方が多くなり、専用スタジオも増えてきているのが現状です。
ですが、まだまだピラティスとは何なのか、疑問に思う方もいるでしょう。
そこで今回は、ピラティス養成スクールを運営しているオーナーの私が、ピラティスについて詳しく解説します!
最後まで読んでいただければ幸いです!
ピラティスとは?ティラピスと違う?
ピラティスとは、ドイツ人の看護師であるジョセフ・H・ピラティス氏が、戦争で負傷した兵士のリハビリのために生まれたエクササイズです。
発案者の名前から取り、ピラティスと名づけられました!
ピラティス氏自身が、生まれつき様々な病気や持病を抱えていました。
病弱な体を克服するために、様々なスポーツや治療法を研究し組み合わせたものが、ピラティスの原型となっています。
ティラピスという言葉は、誤った表記や言い間違えから生まれた言葉になります。
言い間違えのひとつとなるため、正しくは「ピラティス」と覚えておきましょう。
次の章でピラティスの種類について解説します。
ピラティスの種類
ピラティスは、目的に合わせて3つの種類があります。
・マットピラティス
・マシンピラティス
・マタニティピラティス
順に解説していきます!
マットピラティス
マットピラティスは、マットがあれば手軽にご自宅や狭い場所でも出来ます。
初心者でも始めやすいのが大きな魅力です。
じつはマットピラティスは、ピラティス氏が猫の動きを観察して生まれたものと言われています。
猫が足を大きく伸ばしたり、体をストレッチするように動かしたり、しなやかな筋肉を使っている所から着想を得て生まれました。
マットピラティスは、使う筋肉を意識しながら自重で体をコントロールして動いていきます。
歪みやすい左右の筋肉を調整することで姿勢を改善し、骨盤の位置を整える効果が期待できます。
「ヨガ・ピラティススタジオさんはぴ」は、マンツーマンスタイルでのレッスンです。
お客様の体力や身体に柔軟性に合わせ、オーダーメイドでメニューを組み立てています。
マットピラティスのマンツーマンの指導では、トレーナーが最後まで丁寧に指導するため、独学よりも早く体の変化を実感できますよ。
マシンピラティス
マシンピラティスは、寝たままでも運動できるように、病院のベッドを改良し造られたのが始まりです。
ピラティスマシンは「体をリフォームする」という事から「リフォーマー」とも呼ばれています!
筋力トレーニングや柔軟性の向上を両立させるための、効果的なエクササイズとなります!
リフォーマーのバネや滑車といった特殊な機械を使用して行われ、主に体幹部を中心に筋肉を鍛えるのに適しています。
さんはぴでは、マシンピラティスの指導も行っております。
マシンピラティスもマンツーマンのため、初心者でも安全にトレーニングできる環境です。
トレーナーの指導のもと正しくマシンを使いこなせれば、効率よく筋力をつけられますよ。
マタニティピラティス
マタニティピラティスは、妊娠中、産後に役立つように妊婦さんの心と身体をケア・強化・調整に特化して設計されています。
マタニティピラティスは、妊娠16週以降(安定期)で医師からの許可が出ている方なら誰でも始められます。
妊娠中はホルモン(リラキシン)により骨盤が緩みやすくなっている為、体幹を鍛えて安定した身体づくりにおすすめです。
ピラティスは筋肉を鍛えるとともに、体の関節を緩めて柔軟にすることが期待できます。
出産では股関節や骨盤などの柔軟性があることで、安産につながると言われています。
さんはぴでは、マタニティピラティスも実施中です。
*現在2024/9/5新規受付中止。
産前産後のお客様に寄り添い、妊婦さん一人ひとりに最適なメニューを提案しています。
安心安全にピラティスを楽しんで、充実したマタニティライフを過ごせる環境づくりを心がけています。
ピラティスは年齢問わずに楽しめる運動なので、気軽に始められるのも大きな魅力です。
【まとめ】ティラピスとピラティスの違い
今回は、ピラティスとティラピスの違いについて解説しました。
・ティラピスはピラティスの言葉の言い間違い
【ピラティスの種類】
・マットピラティス
・マシンピラティス
・マタニティピラティス
ピラティスとティラピスのように、世の中には似た言葉も沢山あり、言い間違えることは良くあります。
これを機に、ピラティスについて興味を持っていただけたら幸いです!
最後まで読んでいただきありがとうございました!